独連邦裁判官、ECB違憲判断でEU側けん制 「うぬぼれ禁物」

[ベルリン 13日 ロイター] – ドイツ連邦憲法裁判所のペーター・フーバー裁判官は13日、憲法裁が欧州中央銀行(ECB)の量的緩和政策(QE)を一部違憲と判断したことについて、欧州連合(EU)がドイツに対する法的措置に踏み切ればEUの将来が脅かされるとして、EU側の対応をけん制した。

裁判官はフランクフルター・アルゲマイネ紙に対し「違反手続きに発展すれば相当な緊張を引き起こし、ドイツや他の加盟国を解決困難な法律上の対立に巻き込みかねず、長い目で見ればEUの弱体化を招く」と警告。さらに南ドイツ新聞とのインタビューでは、ECBは自らを「超空の覇者」とうぬぼれるべきではないと批判した。

欧州委員会のフォンデアライエン委員長は10日、この問題でドイツを提訴する可能性に言及。「われわれはドイツ憲法裁の判断を詳細に分析しており、次の対応を検討する。これには法律違反を巡る訴訟の選択肢も含まれる」と述べた。

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