Pixabay

臓器移植者、ドナーと同様の自殺

自殺したドナー(臓器提供者)の心臓を移植した男性が、ドナーと全く同じ方法で自殺するという事件が米国で発生した。

 米国に住むソニー・グラハムさん(69)は1995年、33歳で自殺した男性のドナーの心臓を移植する手術を受けた。男性の身元は知らされていなかったが、その家族に御礼を述べたいと感じたグラハムさんは、エージェンシーに連絡を取り、ドナーの家族に手紙を送った。徐々に、グラハムさんと、ドナーの未亡人で4人の母親であるシェリル・コトルさん(Cheryl Cottle)の文通が始まり、2人は恋に落ちて結婚することになったという。

しかし、手術が成功してから12年後、グラハムさんは銃で自身の喉を撃ち、自宅の倉庫で自殺した。シェリルさんの前夫も同様に銃で頭を撃ち、自殺していることから、シェリルさんは2度の夫の自殺に、驚愕しているという。友人らによると、グラハムさんには特に、自殺に繋がるような兆候は見られなかったという。

▶ 続きを読む
関連記事
研究では、生物学的年齢は生活習慣によって変わることが判明。運動、食事、睡眠、喫煙・飲酒の回避、ストレス管理の5つを改善するだけで、老化を遅らせ、寿命を延ばす可能性が示された。習慣の見直しは何歳からでも効果があるという。
初めての心不全・脳卒中の影に、実は99%以上が共通の4つの兆候を抱えていた――最新研究が示した「見逃しやすい危険信号」と、予防のために今すぐ見直すべき生活習慣をわかりやすく解説します。
人気食材アボカドには、歴史・性の健康・怪我・アレルギー・動物毒性まで意外すぎる秘密が満載。読むほど驚きが続く「7つの知られざる真実」をご紹介します。
数百年前の喫煙習慣が、なんと骨にまで刻まれていた──。最新研究が明かした「骨が語る喫煙の記憶」は、健康観を揺さぶる驚きの事実です。
浜崎あゆみの上海での公演がキャンセルされた後の行動に称賛が集まっている。中共政府の常軌を逸した日本への外交攻撃に巻き込まれたが、今回のトラブルはかえってチャンスを広げる結果となるかもしれない。