金銭の豊かさだけでは人は幸せになれない=米国の研究
「お金さえあれば、幸せになれる」と思う人は少なくない。そのために、多くの人々が手段を尽くして財産を増やそうと、金銭に対する追求を人生の唯一の目標にしている。果たして、金銭は本当に人々に幸せをもたらすことができるのか、米国のシラキュース大学(Syracuse University)公共行政学部のブルックス(Arthur C. Brooks)教授の著書『国民幸福の総量』 (Gross National Happiness)の中にこの問題に対する答えがあった。
ある調査研究によると、調査対象の全員が、幸せな生活には今の収入をさらに4割増やす必要があると答えた。つまり、現在毎年5万ドルの収入がある人は、毎年7万ドルの収入が必要だと考えている。しかし、7万ドルの収入があれば、今度は毎年10万ドルの収入が必要になる。こうして、この調査によって「所有する財産が多ければ多いほど、より多くの財産がほしくなる」という結果が得られた。
さらに、1978年、2人の心理学者が22人の宝くじ当選者を調査したところ、宝くじを手にしたことによってもたらされた喜びは、数カ月しか持続せず、数カ月後、彼らの心理状態は普通の人よりも苦しみを感じる場合が多いという結果が得られた。
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