(Romainguy/Creative Commons)
<心の琴線>

息子が直してくれた、嫉妬心という名の病

息子が重度のアトピーと診断されたのは、彼が1歳のときだった。

 強烈なかゆみのために、自分で何度も掻きまくった息子の顔はパンパンに腫れ上がり、足の皮膚は血だらけとなった。「どうして私の子だけがこんな目に」と思いながら、泣き叫ぶ息子を抱いて、私も毎日泣いた。医師の出す薬も効かず、息子の夜泣きも止まらなくて、私は限界に達していた。

 ある日、知り合いのおばさんからこんな話を聞いた。「子供は、母親の体に溜まった毒を受け持って生まれてくると言うわよ」 

▶ 続きを読む
関連記事
がん再発への不安から食事を制限しすぎると、筋肉まで失われることがあります。体力と回復力を支える食べ方を見直します
街角のハトは、ただの迷惑な鳥ではありません。肝臓で方角を読み、人の顔を覚え、絵画も見分ける驚きの能力を紹介します
ストレスやトラウマは、体の緊張や呼吸に残ることがあります。体の感覚から心の回復を支えるソマティック療法を解説します
教室にスクリーンが増えるほど、子どもは本当に学びやすくなるのか。教師との対話、紙で考える時間、学力低下の関係を見直します
大英博物館で公開された名画『女史箴図』。単なる女性への戒めではなく、天地の理や人倫の調和、そして愛や情を永く保つための「節度」と「内面の美」を描いた本作から、現代の家庭にも通じる真の生き方を読み解く