(Adam Jones, Ph.D./Creative Commons)

働く人のストレス対策 カラフルな服や小物で工夫を

肩こり、頭痛、食欲不振・・・不快な症状は、ストレスが原因かも。最近増えているうつ病も、職場での人間関係やストレスに起因することが多いといわれています。によって、ストレスを緩和する方法をご紹介しましょう。

研究によると、紺色の服を着るとストレスが減少し、心が落ち着くといいます。いつも予定がびっしりと詰っていて、心理的なプレッシャーが大きい人は、紺色の服を着ると気持ちが安定するでしょう。ただし、ノイローゼ気味の人は悪化することがあるので、紺色に多く接触することは避けましょう。

一方、灰色のシャツは個性を抑える潜在的効果があります。また、黒のスーツとブルーのネクタイには、人に信頼感を与える効果があります。

黄色は人の脳を活性化し、積極的な人柄にするため、コミュニケーション能力が伸びます。このため、取引先との会合が入っている時は、黄色を使った服やネクタイの着用をお勧めします。

オレンジ色は明るく、楽しい雰囲気にし、パワーに満ち溢れた印象を与えます。オレンジ色のユニホームを着ると、社員同士が一体感を感じられるでしょう。

優しいピンクは人を落ち着かせ、心地よくさせます。怒っている人がジッとピンク色を見つめていると、興奮からさめてきます。プレッシャーを感じている人たちには、ピンクの服も効果的です。

緑は大自然の色。この色も、人をリラックスさせる効果があります。目の疲労解消に利き、職場での集中力を高めるので、仕事の能率が上がります。

そのほか、淡いブルーや淡い黄色、オレンジなどは穏やかな気持ちを抱かせます。

カラフルな服や小物を上手に取り入れて、涼やかに職場ストレスを乗り切りましょう。

(謝小均 / 翻訳編集・山田)

 

関連記事
新たな研究により、男性における自閉症の発症リスク上昇には、Y染色体が関与している可能性が示されました。男性では自閉症が女性より約4倍多く見られる一因として、Y染色体が自閉症リスクを特異的に高めていることが明らかになっています。
朝食のタイミングを調整することで、2型糖尿病の血糖値管理が改善する可能性があることが新しい研究で明らかに。運動と食事のタイミングが血糖値に与える影響を探ります。
神韻芸術団2025年日本公演間近、全国42公演予定。伝統文化復興を目指す公演に観客の支持と絶賛の声が相次ぎ、チケットも記録的な売上を上げている。
食品添加物「カラギーナン」が健康に与える影響についての新しい研究結果を紹介。インスリン感受性や炎症の悪化と関連があり、摂取を控える方法も提案します。
高血圧の改善には、薬に頼る前に原因を見つけることが重要です。自然な方法で血圧を安定させるための食事やツボ押し、生活習慣の改善方法を紹介します。