(Illustration - Shutterstock)
中共肺炎

新型ウイルスから生還した86歳のおばあちゃんのガッツ

3人の孫のいる86歳のおばあちゃんは、1週間の集中治療を経て、見事新型コロナウイルス(以下、中共ウイルス)から生還しました。そのおばあちゃんを誇りに思い、おばあちゃんの家族はこの先の見えない時代が希望の光で照らされるように、おばあちゃんが勇敢に中共ウイルスと闘った姿をみんなとシェアしようと考えました。

2020年3月26日、バーバラさんの息子リチャードさんは、フェイスブックに最愛の母と一緒に写っている写真を投稿し、中共ウイルスに立ち向かって見事勝利を手にした母親を祝福しました。リチャードさんは「母親との一枚です。うちの母はヒトラーからの弾圧、開心手術、膝や股関節の人工関節の手術を経験してきました。ちょうど数週間前、母は転んで腰と肋骨2本と背骨を骨折したところなんです。そして、先週、中共ウイルスと診断され 1週間集中治療室で過ごしましたが、無事回復しました。こういう話をメディアは取り上げるべきだと思います。みんなに希望を与えるのですから」とリチャードさんは話してくれました。

英国ノッティンガムシャー州に住むバーバラさんは、第二次世界大戦の直前に生まれ、新聞販売店で働いていました。その後、心臓の手術を乗り越え、2020年2月から2度の入院生活を送っています。

ノッティンガム・ポスト紙によると、バーバラさんは2月に転倒して股関節を骨折し、そのわずか1カ月後、リハビリセンターで理学療法を受けている最中に2度目の転倒で背骨を骨折したとのことです。

3月12日、バーバラさんはノッティンガムの病院に入院しました。病院で骨折した背骨の治療を受けていたのですが、医師はバーバラさんに中共ウイルスの症状が出ていることに気付きました。検査の結果、陽性と判明しました。

バーバラさんの肺には水が溜まっており、医師ももうこれ以上治療ができないとして、蘇生措置をしないという方向で考えていました。しかし、バーバラさんの年齢と基礎疾患を考えると死亡リスクが高かったのにもかかわらず、バーバラさんは徐々に回復に向かっていきました。

Illustration – Shutterstock | Tyler Olson

3月27日、カレンさんはノッティンガムポストに「高齢の母親は8日間の隔離生活に耐えていました。FaceTimeの使え方を教えようとしましたが、高齢の母には難しかったみたいで、諦めました。するとある日、母親から電話があり、『また家に戻りたい』というのです。私たちは皆、常におばあちゃんの近くにいて、おばあちゃんに何かあったらすぐに駆け付けられるようにしていました」

カレンさんと24歳の孫のジェームズさんもウイルスに感染しましたが、臭覚・味覚障害が出たくらいで、軽度ですみました。

中共ウイルスは、現在の情報と臨床の専門知識に基づいた研究が進んでいますが、高齢者や基礎疾患を持つ人は、重症化のリスクが高いということが分かっています。しかし、バーバラさんのように、例外があるということもあります。

「誰もが死に至ることはありません。私のようなケースは、高齢者や基礎疾患がある人との希望になると思います」とバーバラさんは話してくれました。

バーバラさんのウイルスからの驚くべき生還の話は、70万人以上のソーシャルメディアユーザーから注目を集めています。リチャードさんの投稿は50万以上もシェアされ、世界中の人々がその投稿にバーバラを賞賛するコメントを残しました。

「これは単なる奇跡ではありません。国の国民保険制度とおばあちゃんのガッツがあったからこそです」とジェームスさんも話してくれました。

 


エポックタイムズ紙は、COVID-19という今回の肺炎の原因となる新型コロナウイルスを、中国共産党の隠蔽と不始末がウイルスの中国全土への拡散を許し、世界的なパンデミックを引き起こしたことから、「中共(CCP)ウイルス」と呼んでいます。

(大紀元日本ウェブ編集部)

 

 

関連記事
寒い季節こそ、ゆったり過ごし心身を整えるチャンス。睡眠や食事、メンタルケアで冬を快適に楽しむ方法をご紹介します。
50年以上前から次世代の食料として研究されてきたオキアミ(プランクトン)。クジラなどの海洋性生物にとっては生存のための原初的な存在だ。そのオキアミからとれるオメガ3が注目されている。本文にあるようにオメガ3は人の健康にとっても有益なものだ。クリルオイルは、オメガ3と抗酸化成分が豊富で人気のある健康補助食品。フィッシュオイルに比べてコストが高い点が難点だが……
仏に対抗しようとした調達が、暗殺未遂や陰謀を重ねた末、地獄に堕ちるまでの報いの物語。
「犬に散歩される」気の毒な飼い主たち、笑っちゃってゴメンの面白動画→
過度な運動や減量で陥りやすい「低エネルギー可用性」。エネルギー不足が体に与える影響とその対策について、専門家のアドバイスを交え解説します。