元・王振鵬作「伯牙鼓琴図」(Public Domain)
琴の名人

本当の師匠はだれ?

春秋時代のお話です。晋国の大夫(中国古代の官職)である伯牙(はく・が)は、琴の名人でした。彼は若い頃、成連(ちぇん・りぇん)に琴を学び、3年が経った頃、琴弾きの技術をすべて身につけました。しかし、情感のある美しい音色を奏でることはできませんでした。

成連は言いました。「私の師匠が、東海の蓬莱山(ほうらいさん)にいる。彼の琴の音は非常に美妙で奥深く、また人に教えるのがとてもうまい。彼の教えを請うことにしよう」

そして二人は、船で蓬莱山に渡りました。成連は「君はここで練習をしていなさい。私が先に、師にご挨拶をしてくる」と告げ、船で去って行きました。

▶ 続きを読む
関連記事
豆の色は五臓と深く関係し、体質に合った豆を選ぶことで免疫力や体調を整える助けになります。あずき、緑豆、大豆、フジマメ、黒豆の特徴と活用法を紹介します。
高速道路脇でくつろぐ巨大グリズリー——偶然の出会いが生んだ奇跡の一枚。カナダ・バンフの大自然と、野生動物の意外な素顔に心が和む写真ストーリー。思わず見入る体験談です。
「自分を大切にする」とは、甘やかすことではない——快適さに流されがちな時代に、本当の自己愛とは何かを問い直す一編。心と生き方を整える、少し厳しくも深いヒントが詰まっています。
自閉症は「一生変わらない障害」だと思われがちですが、必ずしもそうとは限りません。最新研究と専門家の見解から、発達の仕組みや改善の可能性、早期介入の重要性を丁寧に解説します。理解が深まる一編です。
がん細胞は糖だけでなく、脂肪やアミノ酸など複数の燃料を使い生存します。研究者は、この代謝の柔軟性を断つ新たな治療戦略に注目しています。