あなたの人生で最も後悔していることは何ですか?すぐに答えられる人もいれば、考え込んでしまう人もいるかもしれません。
デジタルメディアのA Plus社は2016年、「Write your biggest regret(あなたにとって最大の後悔を書いてください)」と書いた黒板をニューヨークの繁華街に設置しました。動画はYouTubeにアップされ、500万回も再生されました。
黒板は誰でも自由に書けるようになっています。さて、人々は一体どんなことを後悔しているのでしょうか?
「プロポーズに応じなかった」
「多くの時間を無駄にした」
「父親が亡くなる前に孫を見せることができなかった」
「いい夫になれなかった」
「計画したことがいっぱいあったが行動しなかった」
「MBAを取らなかった」
「友人に付き合ってあげなかった」
「たくさんの人を傷つけなければ、帰れる家がないことにはならなかった」
「やりたいことがたくさんあるが、する時間が見つからない」などなど。
そして、「楽な道を選んだこと」が最大の後悔だと書いた人は、たまたまそこを通りかかったゴミ収集の作業員でした。彼は笑顔を見せましたが、どこか寂しそうです。
後悔の言葉は黒板いっぱいになりました。A Plus社はそれぞれのストーリーからある共通点に気づきました。たくさんの「Not 〜」「Never〜」が書かれていました。つまり、「〜をしなかった」ことが多かったのです。
A Plus社は後悔を書いた人々に黒板消しを渡し、そこに書かれたものを全部消してもらいました。そして、「Clean slate(白紙状態)」の言葉に置き換えました。
毎日は白紙から始まります。後悔するのであれば、今やるべきです。全てに可能性があり、すべきこと、やりたいことを実現させるのは、いつになっても遅くはないのです。
(動画)
(翻訳編集・豊山)
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