<評論>中共肺炎、中国は「盟友」ロシアと北朝鮮の厳格措置にダンマリ
武漢発の中共肺炎(新型肺炎とも呼ぶ)の発生後、多くの国が中国からの外国人に入国規制を科した。中国共産党は「過剰反応だ」「世界保健機関(WHO)の勧告に即していない」などとして批判した。中国外務省の報道官や公式メディアは、米国をこぞって批判し「親切ではない」と繰り返し非難した。いっぽう、関係の近い北朝鮮とロシアはどのような態度をとったのだろうか。
1月22日、北朝鮮はすべての外国人観光客の入国禁止を発表した。実質、この措置には中国のビジネス目的の訪問者や政府代表団が含まれており、入国禁止措置といえる。同時に両国間の国境を封鎖し、飛行と列車を制限し、1カ月間、平壌で数百人の外交官に隔離を命じた。
ロイターによると、3月初、中国の吉林省吉安市の住民は、地元政府から北朝鮮との国境に接近しないよう通知を受けた。北朝鮮兵士に撃たれて殺される危険があるという。地元飲食店店主が、ロイター通信に情報を提供した。
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