フィリピン議員、中国軍兵士が数千人規模で「潜伏」と発言 比軍は調査へ
フィリピン国防総省は、国内で急増する中国のオンラインカジノ労働者の影響を調べているなか、数千人の中国軍兵士がフィリピンに潜入しているとの報告を受け、調査している。
フィリピン軍のフェリモン・サントス・ジュニア司令官は3月5日、記者向けの文書で、国防総省の情報調査員が複数の政府機関と協力して、中国軍の潜入任務に関する情報を確認していると述べた。
上院の国家防衛と安全保障委員会で、委員長を務めるパンフィロ・ラクソン上院議員は信頼できる情報筋からの話と前置きして、中国軍兵士2000~3000人が、フィリピンで「潜伏任務」にあたっていると述べた。この軍事上の任務は通常、侵攻する予定の地域で情報収集を行うために展開する前方作戦とされる。
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