1月25日、台湾の桃園空港で、入港者の体温を検査している空港職員(GettyImages)

「他郷で死んだらそれは運命」在中台湾人、中国との航空便全面停止求める

中共ウイルス(新型コロナウイルス)の感染が拡大する中国にとどまっている台湾人ビジネスマンは2月23日、台湾政府宛てのメッセージで、蔡英文総統に対して、中国と台湾を結ぶ旅客機の運航を全面的に禁止するよう求めた。

自身のフェイスブックでメッセージを投稿したのは劉進興さん。劉さんは投稿で、「北京の状況はとても深刻です。台湾は現在、中国の5つの空港からの飛行機を受け入れています」と防疫上の懸念を示し、「自分が住んでいる住宅地の近くから遺体3つが運び出された」と現地の状況に触れた。

「自分が中国を離れなかったのは、移動中、ウイルスを台湾に持ち込み、家族に感染させることを心配しているからです。蔡総統にぜひ、一時的に中国からのすべての旅客機の運航禁止を検討していただきたい」と求めた。

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