<独占>湖北省政府は深刻な人手不足 職員は感染しても休めない 内部資料で判明
内部告発者が大紀元に提供した、地方政府の2つの内部文書によると、武漢市を中心に、湖北省で中共ウイルス(新型コロナウイルス)による肺炎の発生に対応している最前線の若い政府職員たちに感染例が相次いでいる。
1つ目の文書「状況報告 2月17日付」によると、職員たちは病院施設でウイルス感染者や、体温検査のために多くの人々と接触し、多数の住民と定期的に関わっている。しかし、防疫のための装備は不十分で、簡単な手術用マスクを装着しているのみだという。
省内では現在、政府職員用の保護医療資源も不足している。また、人員も不足しているため、政府職員でウイルス性肺炎と診断された例が出ても、職場閉鎖や隔離されず、多くの若手人員は仕事を続けなければならないという。当局の安全規則によると、感染した人と密接に接触した人は14日間隔離措置が行われることになっている。
関連記事
妊娠中にCOVID-19に感染した母親の子どもは、3歳までに自閉症など神経発達障害と診断される割合が、感染しなかった母親の子どもよりリスクは上昇するが、全体としてのリスクは低いと研究者は強調している
新型コロナの新変異株NB.1.8.1がEU域内で今後拡大する見通し。現在米国では感染の3割以上を占め、中国で急拡大した株でもある。
中共疾病予防管理センターの発表によれば、新型コロナウイルス(中共ウイルス)の確定患者数は全国的に数週間連続で増加し、陽性率は22.8%に達した
中国共産党は新型コロナウイルスの流行がすでに沈静化したと主張しているが、各地では依然として死亡者数の高止まりが続いており、社会的関心が高まっている。亡くなっているのは高齢者に限らず、若年層や医療従事者にも広がっている。
中国各地でコロナ感染が再拡大し、住民や医師からは実態が公式発表を大きく上回る深刻な状況との報告が相次いでいる。