習近平主席、「生物安全」の法整備急ぐ 新型コロナウイルスの発生が念頭か
中国では新型コロナウイルス(COVID-19)が猛威を振るっているなか、ウイルスの発生源は今なお謎のままだ。習近平国家主席は最近、会議で「生物安全」を強調し、注目を集めた。
習主席は2月14日、党中央深改委会議で、「経験と教訓を活かし、今回の疫病で露呈した不足に対し、抜け穴を塞ぐのを急がなければならない」とし、生物技術の応用を規範化する「生物安全法」を早急に発足させ、国家生物安全法律法規の体系および制度的保障の体系の構築を加速するよう求めた。
習主席が「生物安全」について公に言及したのは今回が初めてだ。習主席のこうした発言は、多数の死者を出した新型コロナウイルスの発生源について多くの憶測を呼んでいる。
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