暑い夏には、宝石のように涼しげなケーキが大人気。台湾では多くのお店が「クリスタルケーキ」を売り出しています。名称も使っている材料も様々ですが、その人気は台湾だけではなく、海外にまで及んでいます。ネット上には「ここのを食べたら次はあそこのも、と食べたくなる」「飽きるまで食べても、またつい買ってしまう」という書き込みも。
ある香港人がネットに投稿した『台湾みやげ—メープルシロップ・プリン・チーズ』の記事に続々とコメントが寄せられています。
「こんなケーキをずっと探していたの。写真を見ただけでよだれが出ちゃう!」
「なめらかな食感でとてもおいしい。いくらでも食べられる。」
「男性の同僚はいつもは甘い物は食べないけど、これについては絶賛してた!」
「メープルシロップ・プリン・チーズ」は、台北市信義区にある有名店「米滋崎(MIZIGI)」の看板商品です。
ケーキの入った箱を開けると、ふわりと甘いメープルシロップの香りが漂います。一つのケーキで三つの味が楽しめ、それぞれの味わいは豊かながらも、ぶつかることなく調和しています。一番上はカナダ産のメープルシロップで作った「ゼリー層」、二番目は濃厚でもっちり食感のキャラメルプリン、一番下はなめらかでおいしいチーズケーキです。
このケーキ、どうすればきれいに切れるのでしょう?お店の方によると、ナイフを温めておくといいそうです。あらかじめお湯につけておき、水分を拭きとってからケーキを切ると、このように美しく切り分けることができます!
花蓮では、老舗である「弘宇ケーキ」の商品「タロイモプリン」が人気です。やはりぷるぷるの「ゼリー層」で覆われた「クリスタルケーキ」です。
一番上はほのかな苦みの透き通ったコーヒーゼリー、二層目はプリン、それに続く主役のタロイモは、しっかりとした濃厚な食感です。一番下はチ-ズケーキ。四つの層の組み合わせが美味しさを引き立てます。
ネット上では「ホテルのブッフェにありそうな可愛いケーキ」という口コミが。夕食後にテレビを見ながらつまめるよう、ケーキを全部「一口大」にカットしているという投稿もありました。特に夏には冷やして食べると、爽やかなおいしさが楽しめます。
このお店には、タロイモを挟んでいない「クリスタルプリン」、またレトロ調の「抹茶小豆」もあります。「抹茶小豆」は、上はクリスタル抹茶ゼリー、中間にもちもちの小豆ようかんを挟み、一番下はチョコレートシフォンケーキという組み合わせです。
お店で手作りする台湾の「クリスタルケーキ」は、新鮮で爽やかなおいしさで、現地の人々ばかりでなく、旅行者が購入するおみやげとしても大変人気のある一品です。ネットでは、よく冷やしたケーキと熱いお茶やコーヒーの組み合わせが最高、という食べ方も紹介されています。
(大紀元日本ウェブ編集部)
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