世界の民族に共通 もっとも重要な3つの記憶

歴史学者の章天亮(しょう てんりょう)博士は、最近講演で「世界中に、山や砂漠や海などにより隔てられた多くの民族があり、彼らは異なる文化や言葉を持っている。だが彼らには共通する3つの記憶がある」と語った。

章博士が最初に語った共通する記憶は、「粘土を使って我々人間を創造した」という伝説だ。中国には「女媧(じょか)が粘土から人を創造した」と伝える民話があり、西洋では「神様が粘土から人を創造した」といわれている。そして、アフリカ、南米及びオーストラリアの少数民族にも粘土から人類を創造した伝説がある。これはさまざまな民族に共通する特徴の一つである。

2つ目は「大昔に大洪水に見舞われた」という共通する記憶だ。これは中国には「大禹(う)の治水」の記録があり、聖書にはノアの方舟の物語も記載されている。ヘブライ暦でノアの方舟の大洪水が発生した時期は、ちょうど中国の堯帝の時代であることから、これらの大洪水が全世界に波及したと推定できる。

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