評論
中国とロシアの軍事協力がアメリカの安全保障を脅かす
中国とロシアが正式な軍事同盟を結び、アメリカとその同盟国に対抗する事はないだろうと考える専門家もいる。しかし、この二つの核保有国は現在、積極的にさらに深く広範囲な軍事協力を行っていて、二国合わせた能力はアメリカの安全保障をますます脅かすものとなっている。
中国とロシアは過去一年以内に陸軍、海軍、そして空軍の共同訓練を行った。これらの訓練は比較的、小規模のものだが、これから先、より洗練された複合訓練を行うための準備となるだろう。
7月23日、ロシア空軍のツポレフTu-95巡航ミサイル爆撃機2機、そして中国軍空軍(PLAAF)のH-6K巡航ミサイル爆撃機2機が日本海上空で合同訓練を行った。韓国の戦闘機がこれに反応し、竹島上空を飛行していたTu-95に警告弾を発射した。
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