「亡きメンバーに捧げるダンス」印ダンスチーム、ついにパリウッドに進出

インドからやってきたダンスチーム「V. Unbeatable」はユニフォームに「バイカス」と書いてあります。Vはチーム名の頭文字Vでもあり、バイカスのVでもあります。実は、バイカスというのは亡くなった30人目のメンバーの名前なのです。

「6年前、バイカスはリハーサルをしている最中に突然亡くなってしまいまいた。急に倒れて、痙攣し始めたんです。それから数週間の後、彼は天国へと旅立ってしまいました」とメンバーの一人が2019年7月23日、アメリカの有名なオーディション番組の本番前に話してくれました。

「バイカスのために踊っているんだ」とメンバーは話してくれました。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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アメリカの有名なオーディション番組に出演した「V. Unbeatable」。アップビートのインド音楽に合わせて、ハイレベルのアクロバットを取り入れた複雑ダンスが本番の舞台で繰り広げられました。そして、観客たちはそのダンスに驚き、拍手喝さいで会場は大盛り上がりを見せました。

チームは12歳~27歳までのメンバーで構成されています。お互いの体の上をジャンプで飛び越えたり、積み重ねられた椅子や椅子の上に乗って見せたりするアクロバティックなものです。インド映画「バージーラーオとマスターニー」の音楽に合わせてのパフォーマンスです。パフォーマンス中、会場からの驚きの声や拍手がやむことはありませんでした。最後に、小柄なメンバーがメンバーの頭上に乗せた椅子に座ってパフォーマンスは無事終わりました。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

Way to America…

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「わぉ!」と審査員の一人であるジュリアン・ハフは演技を見ている間中何度も叫びました。他の審査員も「心臓が今まででないくらいバクバクしているわ。」と興奮を隠せない様子です。

元NBAのスタープレイヤーのドウェイン・ウェイドも「練習にかかった時間は相当なものだと思うよ。ここまでに完成させるのにどれだけ大変だったか。本当に素晴らしいよ。」と感動している様子で、ゴールデンブザー(審査員テーブルの中央に1つだけ置かれた金色のブザーボタン)を押したのです!

ステージには紙吹雪が舞い、メンバーは大喜びで飛び上がり、抱き合ったりしました。

ついにV. Unbeatableはハリウッドのショーに出られることになったのです。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

v unbetable dance crew Award show time

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「僕たちを信じてくれてサポートしてくれた人たちに感謝しています。まだ信じられません」と自分たちのFacebook ページで書き込みがありました。

「本当にびっくりしました。この番組を10年やってきて若い人たちのこんなにも危険でアクロバティックな素晴らしいパフォーマンスを見たのは初めてだよ。本当におめでとう。」とハーウィ・マンデルも Twitter で投稿しました。

その素晴らしい才能に溢れたチームは、今までの一生懸命に取り組んできた練習が報われ、そして亡きメンバーにも自分たちの雄姿を見せられ誇りに思っていることでしょう。ついに、自分たちのパフォーマンスに対しての正当な評価を得ることができたのです!

(大紀元日本ウェブ編集部)

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