特別リポート:中国習近平の「強軍戦略」、米国の優位脅かす
[23日 ロイター] – 中国の近代化へ改革・開放政策を積極的に導入した当時の最高指導者、トウ小平は「韜光養晦(とうこうようかい)」(才能を隠し、力を蓄える)を施政の基本とし、国際社会での突出を避けながら経済力の拡大に注力した。
しかし、いま新たな国家主席に上り詰めた習近平は、近代化の成果を足場にしながら、大きく異なる強硬戦略で自らが描く「中国の夢」にまい進している。
もはや待機の時は終わった。習近平は、トウの基本方針を根本から崩して攻めに転じ、現代版シルクロードといわれる「一帯一路」構想やハイテク産業育成政策「中国製造2025」など、大胆な国家戦略を次々と打ち出している。とりわけ野心的な構想は、200万人の兵を擁する世界最大の戦闘組織、人民解放軍の大改造による中国の軍事力強化だ。
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