中国動画サイトが相次ぎ進出、「言論の自由の破壊の可能性」台湾政界が警戒
台湾政府や与党は、中国本土発の動画投稿サイトの相次ぐ台湾進出に懸念を強めている。与党民進党の議員は、中国共産党と近い各社の進出によって、台湾メディアの言論の自由が脅かされると懸念する。
台湾メディア・自由時報14日付によると、中国インターネットサービス大手の騰訊控股(テンセント)傘下の動画サイト「騰訊視頻(テンセントビデオ)」が代理店を通じて、5月から台湾でサービスを展開する。開業に向けて、同代理店はすでに台北市で事務所を構え、社員を募集している。
中国電子商取引最大手のアリババ集団傘下の動画サイト「優酷視頻(youku)」も今年、台湾に進出する予定だという。
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