牡丹(ボタン)
中国史上唯一の女皇帝が愛した花 「花の王」
ボタン科の落葉低木で、原産地は中国。日本に渡来した8世紀頃には薬用として栽培されていました。その後、則天武后も愛でたといわれる牡丹は「花の王」として親しまれ、日本でも数々の園芸品種を生み出しました。多くの品種は4~5月に花が咲きますが、二季咲きの寒牡丹、1~2月に開花する冬牡丹もそれぞれ茶席に華を添えます。牡丹園は各地にありますが、島根県の大根島や奈良県の長谷寺が有名。
日本でも牡丹の花の艶やかさは多くの文人墨客に愛され、着物、陶磁器などの模様に描かれたり、『枕草子』を始め多くの文学作品にとりあげられました。美しい女性の喩えとして「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」という言葉がありますが、実際にこれら三つの植物はすべて婦人病によく使われている薬草です。
また、牡丹は牡丹餅(ぼたもち)、牡丹鍋(猪鍋)、ぼたんエビなどの食べ物の名前や、ぼたん雪、牡丹桜などの名称でもお馴染です。
関連記事
座席の倒し方から衛生面、機内への持ち物まで。飛行機を快適に利用するために、客室乗務員が教える8つの注意点を紹介します
ストレスが続くと、睡眠や体の回復力にも影響が及びます。中医学の医師が教える、心身の負担を和らげる2つの対処法を紹介します
睡眠時無呼吸の治療は、マスクを使う方法だけではありません。舌を動かす神経に働きかける治療法とは? その仕組みと効果、注意点を紹介します
チョコレートの香りを嗅ぐだけで、筋トレの回数が増える? 小規模な研究で示された意外な結果から、香りと運動能力の関係を探ります
デイジーを抱きしめ、幸せそうに目を閉じる小さなリス。世界中の人々を笑顔にした奇跡の一枚には、写真家の忍耐と偶然が重なっていました