中国、タジキスタンに軍事施設 「3年前から駐屯」=米メディア
米紙ワシントン・ポスト18日、中国当局が中央アジアに位置するタジキスタンで、数年前に密かに軍地基地を設置したと報道した。同軍事施設は、タジキスタン南部と隣国アフガニスタンの国境境界線という戦略的要地にあるという。
同紙記者は現地取材を通じて、中国軍が少なくとも3年前から、タジキスタン国内に駐在していたことを確認した。中国軍の駐屯地は、タジキスタンと中国西部との国境地帯からも近いという。衛星写真では、同基地の20棟余りの建築物や訓練場、見張り塔が映し出されている。
同紙記者がタジキスタンのムルガブ村の市場で中国軍兵士と遭遇した。兵士らは、3年前からここに駐在していると話した。兵士らはワシントン・ポストの記者に対して、市場で会ったことを報道しないようにと求めた。
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