消費増税「実施できる環境」、日ロ平和条約締結に意欲=安倍首相

[ダボス/東京 23日 ロイター] – 安倍晋三首相は、世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)で、今年10月の消費増税について「実施できる環境にある」との認識を示し、「前回引き上げたときの反省を踏まえ、引き上げた以上のものを政府がお返しする形で、衝撃を乗り越えていくものにしていきたい」と語った。

基調講演後の質疑で述べた。首相はまた、先の日ロ首脳会談に触れ、「領土問題を解決して平和条約を結びたい。平和条約が結ばれれば極東の平和と繁栄になっていくと思っている」と語った。

講演では、20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)の議長国として、国際貿易制度の信頼立て直しや気候変動への対応に向け取り組むと表明。「日本はフリーで開かれていて、ルールに基づいた国際秩序を保全すべく決意を固めるとともに、その強化のため打ち込みたい」と述べるとともに「国際貿易システムとは、公正、透明で知的財産権の保護や、電子商取引、政府調達といった分野に効果を持つものとなるべき」と強調した。

▶ 続きを読む
関連記事
米英など5か国の情報機関で構成されるファイブアイズ関連組織は、フロンティアAIモデルが数か月以内に政府や企業のサイバー防御を突破する恐れがあると警告
中国経済が不振にあえぐ中、習近平は米国とのハイテク競争に突き進んでいる。英独メディアは、その姿をソ連末期の宇宙競争になぞらえ、経済をさらに圧迫する危うい賭けだと指摘
戦狼に対抗するのは「戦猫」だった。台湾の蕭美琴副総統が本紙の独占インタビューで語る対中戦略の真髄。柔軟さと鋭い爪で圧力に向き合う外交の新モデルとは
英国のスターマー首相は、首相と労働党党首を辞任する意向を表明した。地方選での大敗や党内の不満を受け、労働党は新党首選びに入る
38歳メッシ、再び歴史を刻む。オーストリア戦で2ゴールを挙げ、W杯通算18得点で大会史上最多記録を樹立。アルゼンチンは2連勝で決勝トーナメント進出を決めた