白居易が歌妓の更なる一曲を求め 「琵琶行」
琵琶の形状は、糸倉(ヘッド)が直角に後へ曲がった今日の四弦琵琶のようではなく、糸倉がまっすぐで、背面にペルシャ様式の見事な螺鈿細工が施されている。どのような音を発するのか大いに興味の引かれるところだが、もはや「宝物」となったその琵琶が、古いヴァイオリンの名器のように整備されて再び演奏に使われることは、おそらくないだろう。
その時代の琵琶の音色がいかに秀逸であったかを知る術はないが、中国に、琵琶の奏でる豊かな情感を記録した詩文が存在している。
白居易の長編詩「琵琶行」は、作者が江州の司馬へ左遷された翌年(816年)の作である。その左遷された失意の地で、ある月夜の晩、旅立つ友人のためにささやかな船上の宴を催した。ふと水上に聞きつけた琵琶の音。田舎に似合わない洗練された音色に引かれ、その琵琶弾きの女の小舟を呼び寄せた。灯火を向けると、女は袖で顔を隠している。
関連記事
二百年同じ井戸水で豆腐を作る京都の職人や、一生ものの伝統工芸品。効率よりも誠実さを選び、自らの心を映す「ものづくり」の姿勢から、世界中を惹きつけ信頼される日本固有の「信」の精神を紐解きます
テスラのCEOのイーロン・マスク氏の面接方法は独自のもので、その中でも特に好んで尋ねる一つの質問は、うそをついている人物を見分けるのに役立つことが研究でも確認されている。その方法とは
激闘の直後も更衣室を清掃する日本代表と、スタンドのごみを拾うサポーター。勝敗を超え、静かに受け継がれる「礼」と他者への敬意の美徳が、一枚の畳まれたタオルを通じて世界中の人々に深い感銘を与えている
喉の乾き、だるさ、イライラが気になる処暑。冬瓜とゴーヤを組み合わせるだけで、夏の名残の熱を冷まし、初秋の体を整える食卓に。
50歳を過ぎると、体重よりも大切なのは「脂肪を減らし、筋肉を守ること」。食事と筋トレの見直しが、動ける体を支えます。