安倍首相「ダブル選ない」、6年間に2回解散の実績にも言及

[東京 7日 ロイター] – 安倍晋三首相は7日、時事通信社が都内で主催したイベントであいさつし、野党が警戒している衆参ダブル選挙について「マスコミでダブル選挙をやるのではと言われているが、頭の片隅にもない」と指摘した。ただ、「『頭の片隅にもないと言いながら(6年間で)2回総選挙をやっている』との指摘もあるが、今回(頭のどこにも)まったく、どこにもない」とも語り、永田町に波紋が広がることを意識したのではないかとの見方も出てきそうだ。

「頭の片隅にもない」とダブル選挙を否定するのは、最近の安倍首相の常套句とも言える。今回はそのフレーズに「この6年間ずっと私は同じことを言ってきている」と付け加えた。「今回(頭のどこにも)まったく、どこにもない」と強調した一方、「『頭の片隅にもないと言いながら(6年間で)2回総選挙をやっている』との指摘もある」とも言及した。

選挙協力の態勢が整っていない野党にとって、ダブル選挙は脅威というのが永田町での多数説。あえて衆院解散・総選挙を連想させるような発言をすることで、政局の主導権を握ろうとしたとの憶測も浮上する可能性がある。

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