EU商工会議所、中国に対外開放の具体策要望

[上海 6日 ロイター] – 在中国の欧州連合(EU)商工会議所は5日夜、中国国際輸入博覧会での習近平国家主席の演説について、市場開放に向けた具体的な行動や期日について踏み込んだ言及がなかったとの認識を示した。

習主席は5日、輸入博で演説し、輸入関税の引き下げと市場アクセスの拡大を継続することを約束。海外からの輸入を増やし、教育・通信・文化分野で開放を加速する一方、知的財産権の侵害について懲罰的な法の執行を強化すると話した。演説内容は、従来の発言とほぼ同じだった。[nL3N1XG00H]

在中国のEU商工会議所は、これについて「必要とされるほど踏み込んだ内容ではなかった」との声明を発表。習主席が教育・医療サービス分野の外資上限撤廃を約束したことや、中国・EU投資条約の交渉加速を目指す方針を示したことは評価したものの、「中国政府は(輸入博を)画期的なイベントと喧伝しており、欧州企業はもっと高い期待を抱いていた」と述べた。

▶ 続きを読む
関連記事
中国で省・部級以上の幹部74人が失脚し、前年同期の約2倍に増えたとしている。「反腐敗」は、「取り締まるほど腐敗が深刻化する」と広く受け止められている
ベルギー検察当局は25日、ベルギーにあるNATOの軍事司令部で実習していた中国系のカナダ人女性を、スパイ活動に関与した疑いで逮捕したと発表
中共は財源の確保を進めている。今回、オフショア信託に対する課税ルールも正式に明確化された。専門家は、民間企業経営者や富裕層への監視と締め付けは、今後さらに強まると見ている
サイバーセキュリティー専門家レックス・リー氏は、近年AIのデータセンターが急増したことで、中共による米国の重要インフラのサプライチェーンやネットワーク構造への浸透が一段と進んでいると警鐘を鳴らした
中国国営メディアがフィリピン人をサルに見立てた動画を公開し、現地で猛反発