EU商工会議所、中国に対外開放の具体策要望

[上海 6日 ロイター] – 在中国の欧州連合(EU)商工会議所は5日夜、中国国際輸入博覧会での習近平国家主席の演説について、市場開放に向けた具体的な行動や期日について踏み込んだ言及がなかったとの認識を示した。

習主席は5日、輸入博で演説し、輸入関税の引き下げと市場アクセスの拡大を継続することを約束。海外からの輸入を増やし、教育・通信・文化分野で開放を加速する一方、知的財産権の侵害について懲罰的な法の執行を強化すると話した。演説内容は、従来の発言とほぼ同じだった。[nL3N1XG00H]

在中国のEU商工会議所は、これについて「必要とされるほど踏み込んだ内容ではなかった」との声明を発表。習主席が教育・医療サービス分野の外資上限撤廃を約束したことや、中国・EU投資条約の交渉加速を目指す方針を示したことは評価したものの、「中国政府は(輸入博を)画期的なイベントと喧伝しており、欧州企業はもっと高い期待を抱いていた」と述べた。

▶ 続きを読む
関連記事
中露やイランが推進する「脱ドル化」と人民元の国際化。しかし最新データは、その勢いがロシア制裁による一時的な代用需要に過ぎず、既に下落に転じている実態を暴く。揺るがぬドルの覇権と人民元の限界を鋭く分析
トランプ政権が敵対的政権の金融センターを標的に定めたことで、中国に対する米国の「戦略的曖昧さ」の時代は終焉を迎えた
日米英を含む10か国は共同で警告を発し、中国共産党との関係が指摘されるサイバー攻撃者が、スマホなど日常生活で使われるスマート機器を大規模に悪用し、攻撃用の不正ネットワークを密かに構築していると指摘
米財務省は24日、イラン関連の新たな制裁を発表し、中国の製油所「恒力石化(大連)煉化有限公司」や、海運会社、イラン産石油を密かに輸送する「影の船団」に属する船舶などを制裁対象に追加した
メディアの報道によると、アメリカ防総省内部では、イラン戦争でアメリカを支援しなかったヨーロッパの同盟国に対し、懲罰的措置を取ることが検討されているという。スペインをNATOから除名する案も取り沙汰されている