(イメージ / Pixabay CC0 1.0)

「ありがとう」の言葉の秘められた力

私たちは毎日「ありがとう」と「すみません」を言います。他人に謝るときには「すみません」と言い、他人に助けてもらったときは「ありがとう」と言います。実は、「すみません」の代わりに「ありがとう」と言えば、人間関係をより一層円滑にできるかもしれません。

例えば、遅くなったとき、「遅くなりました、すみません」の代わりに、「待ってくれてありがとう」と言うことができます。

友達に慰めてもらったとき、「お手数をおかけしました。すみません」の代わりに、「大切な話をありがとう」と言うこともできます。

友達に励ましてもらったとき、「いつも失敗ばかりしてごめんなさい」と言う代わりに、「私に期待してくれてありがとう」と言うとよいでしょう。

「ありがとう」と「ごめんなさい」の違いは、実はポジティブ表現とネガティブ表現の効果の違いです。「すみません」と言った人は、自分が少し後ろめたい気持ちになるだけでなく、相手をも少しネガティブな気持ちにさせてしまうかもしれません。一方、「ありがとう」と言った人は、相手に対して感謝というポジティブな気持ちになりますので、相手をもポジティブな気持ちにすることができるのです。

(編集・文亮)

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