自民党総裁選、論戦始まる 安倍首相「臨時国会で改憲案」
[東京 10日 ロイター] – 自民党総裁選の本格論戦が始まった。7日に立候補した安倍晋三首相と石破茂元幹事長は、10日午前に党本部で所信表明演説と共同記者会見に臨んだ。安倍首相は今秋にも召集予定の臨時国会で、憲法改正案を提出したい意向を表明。2019年10月の消費税引き上げは、予定通り実施したいと述べた。
石破氏はアベノミクスの成果を評価しつつも、個人所得の引き上げにつながっていない点を指摘。地方創生や低所得者対策の必要性を強調した。両候補とも北海道胆振東部地震による大停電を重要視し、電力インフラをめぐる政府・与党の議論が活発化しそうだ。
総裁選は7日に告示されたが、北海道地震の影響を考慮し、両候補は9日まで選挙活動を自粛していた。現時点で国会議員票の8割近くを押さえたとされる安倍首相3選の公算が大きいとみられているが、政策論争を踏まえた党員・党友の投票行動によっては、選挙情勢に変化が生じかねず、その点に同党内外の注目が集まっている。
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