アングル:世界に挑む即戦力育成 日本電産・永守氏が目指す型破り大学改革
[京都 7日 ロイター] – 日本電産<6594.T>を一代で世界のトップ企業に育てた永守重信会長が、日本の大学改革に情熱を注いでいる。今年3月に京都学園大学の理事長に就任。2020年には工学部を新設し、不足するモーター技術者の育成に乗り出す。偏差値偏重より実学重視の教育を徹底し、「これまでとはまったく違う大学を作る」。永守流の大学経営はまだ緒に就いたばかりだが、同氏は東大、京大をにらみ、早くも世界ランク入りに照準を当てている。
<モーターは「産業のコメ」>
永守会長がモーター専門の工学部を新設するのは、モーターの技術者不足が深刻になっているためだ。ロイターとのインタビューで同氏は、クルマの電動化、ロボット活用の広がり、省エネ家電の普及、物流革命というモーター需要の拡大を招く「4つの大波」が押し寄せているにもかかわらず、現状は「モーターの学問を教える大学がほとんどない」と不満をあらわにした。
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