米の台湾チェーン店に中国から「悪質ないじめ」 蔡英文総統の入店で
中南米歴訪中の台湾蔡英文総統は、経由地米ロサンゼルスにある台湾系コーヒーチェーン「85℃」に立ち寄ったところ、中国のネットユーザーは同チェーンが「台湾独立派企業」だと批判し、不買運動を呼びかけている。一方、中国「東南早報」によると、福建省泉州市場監督管理局が同市内の「85℃」店舗に立ち入り検査を行ったと報じた。専門家は「中国の悪質ないじめ」と痛烈に批判した。
蔡英文総統は12日、滞在した米ロサンゼルスで、現地の「85℃」に立ち寄った。蔡総統はコーヒーを購入するほか、台湾籍の従業員とも接した。この際、従業員が総統に「85℃」キャラクター・マーク付きの抱き枕にサインを求めた。蔡総統はサインし、記念写真の撮影にも応じた。
これに対して、中国メディアが在米の中国社団連盟組織主席・鹿強氏の話を引用し、この抱き枕は「事前に用意した贈り物」だと報じた。しかし、「85℃」はのちに発表した声明文で、キャラクター付きの抱き枕は店内で多く見られると疑惑報道を否定した。一方、「両岸が一つの家族」や、1992年に中国が主張する「一つの中国」という合意とされる「九二共識」を支持すると表明した。
関連記事
アメリカの漁師が、色鮮やかで極めて珍しい巨大なヒトデを捕獲した。このヒトデは、絶滅危惧種とされているヒマワリヒトデだった
中国共産党の西側への浸透工作が注目されている。EVバッテリー工場Gotion Inc.の中国親会社は、従業員が中国共産党への忠誠を誓う様子を示す報告と動画を出した。米国の各界から、同社と中国共産党との関係の調査が求められている。
ジム・リッシュ米国上院議員はikTokは洗脳マシンのようにできている、青少年を引きつけ影響している、数百万人の米国人の健康、安全、プライバシーにとって長期的に最も大きな脅威を引き起こす可能性があると指摘。
ワグネル傭兵団のリーダーであるエフゲニー・プリゴジン氏は23日、ロシア軍トップのワレリー・ゲラシモフ将軍がウク […]
平均的に、米国人は自分のスマホに40のアプリを入れている。その中には便利なものもある。しかし、新しいレポートによると、多くのアプリは、表向きは便利なものであっても、人々のプライバシーにとって危険である。アプリは個人データを収集し、その結果を第三者と共有する。多くの場合、私たちの知識や同意なしにそれが行われている。