米、EUとの合意受けNAFTA再交渉・対中国の取り組み強化へ
[ワシントン 26日 ロイター] – 米政府は26日、前日に欧州連合(EU)との間で貿易摩擦の緩和に向けた協議で合意したことを受け、カナダ・メキシコとの北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉を前進させる姿勢を示した。中国の貿易慣行を巡る対応でEU側が米国を後押しする意志を示したといい、中国に対する圧力が強まる可能性もある。
トランプ米大統領とEUのユンケル欧州委員長は25日、ワシントンで会談し、自動車を除く工業製品に対する貿易障壁の撤廃を目指すことで合意。米国側はEUとの交渉中は自動車関税など新たな関税の発動を控えるとした。
EU側は今回の合意で、米国との通商交渉入りと自動車関税の発動回避を取り付ける一方、米国からの大豆とエネルギーの輸入拡大に応じた。米国とEUで貿易戦争の回避が歓迎される中、合意における勝利を双方が主張している。
関連記事
スウェーデン政府は、重要金属とレアアースの採掘を国家安全保障上の重要分野に位置付けた。中国への重要鉱物依存を減らすため、鉱山開発の許認可迅速化や投資拡大を進める
中国海警船がスカボロー礁付近でフィリピン公船に放水。人道支援任務中の船に対する行為にフィリピンは抗議し、中国は「合法」と主張。ASEAN会議と重なり緊張が一層高まっている
鉄鋼大手ブリティッシュ・スチールの国有化をめぐり、敬業集団は全額賠償を要求している。英政府は賠償額がゼロとなる可能性も示しており、同社の資金調達や経営手法をめぐる問題を改めて注目している
多国間統合演習「バリアント・シールド2026」では、米陸軍が西太平洋地域に極超音速ミサイル「ダーク・イーグル」を展開していた
米情報機関の分析官が、イランによる中東地域のCIA施設への攻撃に、ロシアが関与した可能性について調査していると報じられた