焦点:米中摩擦がロシアなどに恩恵、黒海周辺の穀物輸出拡大へ

[モスクワ/北京 10日 ロイター] – 米中貿易摩擦はロシアやウクライナ、カザフスタンの黒海周辺国にとって小麦やトウモロコシ、大豆の中国や欧州連合(EU)向け輸出の好機となり、穀物やオイルシードの輸出拡大につながりそうだ。

黒海周辺国は既にこれまで米国が優勢だったナイジェリアやメキシコ向けの輸出が増えている。

国際穀物理事会によると、世界の小麦市場では2017-18年度に黒海周辺国のシェアが約37%に上昇し、米国とカナダの合計シェアをも上回った。

▶ 続きを読む
関連記事
アナリストらによると、欧州連合(EU)加盟国間の外交方針の相違や国家利益の衝突により、近い将来に欧州軍を実現することは不可能であるという
ヘグセス米国防長官はノルマンディー上陸作戦の記念式典で演説し、欧州の移民危機を「危険な思想による侵略」と強い言葉で警告した。トランプ氏の発言にも同調し、同盟国に対して応分の負担と結束を求めた
3ヶ月に及ぶ紛争の損害賠償として、米国が管理下のイラン資産を湾岸諸国へ振り替える計画が浮上。停戦合意や核物質引き渡しを巡る米イ間の交渉が難航する中、イランによる周辺国への軍事攻撃と緊張が続いている
中国の債務はGDPの300%を超え、限界に達しつつある。だが、この経済減速は軍事的野心の縮小を意味しない。資源保有国であるカナダなどの西側諸国は、中国の台頭の盲信や中国崩壊という極端な見方を排し、戦略的備えが必要だ
米イランの緊張が続くなか、イランのアラグチ外相は「イスラエル軍がレバノンから撤退しない限り戦争は終わらない」と主張。水面下で米イラン間の間接交渉が続くなか、停戦をめぐる駆け引きが激化している