15日開幕された2018 FIFAワールドカップ・ロシア大会に、中国企業7社がスポンサー企業となった。写真は6月18日のドイツ対メキシコ戦(Photo by Matthias Hangst/Getty Images)

W杯ロシア大会 中国代表が出場してなくても「企業もファンも殺到」

「一瞬、中超(中国サッカー・スーパーリーグ)の試合をみているのかと思った」15日に開幕した2018FIFAワールドカップ(W杯)・ロシア大会を観戦した中国人サポーターたちの率直な感想であろう。

今回のロシア大会では、中国企業7社が公式スポンサーとなった。8年前の南アフリカ大会と4年前のブラジル大会では中国英利(太陽光パネル発電企業)1社だけだった。

一方、15日から始まった各試合では、マクドナルドやコカ・コーラなどに並んで、サッカーコートを囲む中国企業「万達」「蒙牛」「帝牌」などの広告が目立つ。

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