香港メディアによると、中国当局は近年スーパーコンピューターによる臨界核実験を頻繁に行っている(South Korean Defense Ministry via Getty Images)

中国、核兵器開発加速化 スパコンによる模擬実験「月5回」

中国では近年、スーパーコンピューターを利用した臨界核実験のシミュレーションの実施回数が増え、米国を上回る水準だと報じられた。

香港英字紙・サウスチャイナ・モーニング・ポスト(28日付)は、中国国内の主要兵器研究開発機関は、毎月5回の核実験シミュレーションを行っていると報じた。中国当局は次世代核兵器の開発を積極的に進めている。

報道によると、米国では、スーパーコンピューターによる核実験のシミュレーションの実施回数は月1回か、またはそれ以下だという。中国当局がこのほど発表した中国工程物理研究院の報告書によると、2014年9月から17年12月までに同シミュレーションを約200回行っている。

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