米証券取引委員会(SEC)は15日、中国投資会社によるとシカゴ証券取引所(CHX)の買収案を却下した。(Scott Olson/Getty Images)

米証券当局、中国投資会社のシカゴ証取買収を承認せず

米証券取引委員会(SEC)は15日、中国投資会社によるとシカゴ証券取引所(CHX)の買収案を却下した。米トランプ政権の中国資本への根強い警戒感が主因だとみられる。

シカゴ証券取引所は1882年創立。現在同取引所の米国の1日の株式売買に占める割合は0.5%にとどまっている。中国投資会社、重慶財信企業集団が2016年2月CHXとの間で買収をめぐって合意し、SECに対して承認を求めた。

SECは公式サイトで、買収案を退けた理由として「証券関連法に則ったものであるという十分な証拠を提出できなかった」と挙げた。

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