12月日本輸出9.3%増、中国・アジア向けが過去最高
財務省が24日に発表した貿易統計によると、昨年12月の輸出は前年同月比9.3%増の7兆3021億円となった。世界経済の改善を背景に、日本の輸出が連続13カ月拡大している。
主要輸出先をみると、アジア向けは同9.9%増の4兆1117億円で、中国向けは15.8%増の1兆5072億円と過去最大の輸出額となった。半導体関連製造装置、通信機、金属加工機器の輸出が拡大した。
アメリカ向けと欧州連合(EU)向けはぞれぞれ、同3%増と11.4%増となった。11カ月連続の増加。建設用・鉱山用機器や鉄鋼の輸出増加が目立った。
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