手抜き工事
中国高速鉄道に手抜き工事 トンネルで漏水、安全性に懸念
中国の高速鉄道でまた手抜き工事が発覚した。2016年12月に開通した上海市と雲南省昆明市を結ぶ高速鉄道で、設計、施工、監査、検測に関わった各社が、全工程にわたり手抜き工事やデータ偽造を行ったことがわかった。ニュースサイト・澎湃新聞などの中国メディアは13日、中国版ツイッターのウェイボー「微博(Weibo)」に投稿された情報として伝えた。
同高速鉄道で、貴州省区間にある複数のトンネルで、手抜き工事により漏水が発生した。特に貴州省と雲南省に跨る世界一高い橋、「北盤江大橋」に直結するトンネルは状況が深刻で、安全確保のために列車は時速300キロから70キロまで落として通過しているという。
ウェイボーの投稿に、高速鉄道を運営する国営・中国鉄路総公司が社内通達した関連文書全文が添付された。同社は今回の手抜き工事に対し、特別監査チームを立ち上げ、調査を行った結果、複数のトンネルの建設で施工各社が材料を減らす手抜き工事を行い、データを偽造しており、それによって重大な欠陥が生じたことが明らかになった。
関連記事
米議会で提出された、チベットでのジェノサイド認定を求める超党派法案と、トランプ氏によるジミー・ライ救出への意欲を報じる。中国の弾圧に対し、米国が人権と経済の両面からどう対峙すべきかを問う解説記事
「大学を出ても仕事がない」中国で「焼き肉職人学校」に応募殺到。その中には大卒者までいた。しかも今の中国では、「配達員学校」「垢すり学校」「ザリガニ学院」まで次々に誕生。若者たちの進路が大きく変わり始めている
イランに対する米国の経済封鎖は、間接的に中国共産党政府に圧力をかけている。アナリストらは、これはトランプ氏が習近平との首脳会談を前に、交渉の切り札(レバレッジ)を構築しているものだと分析している
「こんな上海は見たことがない」上海市民からそんな声が出ている。かつて人であふれた大型商業施設では閉店した店が並び、上海駅周辺も人通りが激減。中国経済の冷え込みが、ついに上海の街並みまで変え始めている
中国が進める「軍民融合」の実態を解説。商船をミサイル艦へ転換する「中大79」や、戦車を輸送する大型フェリー、さらに「海上民兵」という民間を装う準軍事組織の脅威など、偽装される海上戦略の深層に迫る