トランプ米大統領、初の韓国訪問 北朝鮮問題が主要テーマ
トランプ米大統領が7日正午、米国大統領としては25年ぶりに、文在寅政府発足後、初めて韓国を訪問した。トランプ氏は1泊2日の日程の間に、平沢駐韓米軍基地の訪問をはじめ、韓国大統領府で米韓首脳会談と共同記者会見を行う。最後には、朝鮮戦争の慰霊が祭られている国立顕忠院を訪れ、献花する予定だ。
文大統領の就任以来、3回目となる今回の米韓首脳会談では、何よりも北朝鮮の核・ミサイル問題を解決するための同盟強化と平和的解決策について意見の違いを調整する様相だ。
韓国内の専門家らは、北朝鮮に対する「戦略的忍耐」は終わったと宣言したトランプ氏が再び軍事オプションに触れる可能性もあるが、それよりは、実効性のある経済的、外交的制裁措置についてコンセンサスを確認すると分析する。このほか、原子力潜水艦など、米国の最先端武器の導入と在韓米軍の防衛費分担金の問題なども議論されるだろうと予想した。
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