EV用電池需要期待のコバルト、需給まだひっ迫せず=ノリリスク
[モスクワ 30日 ロイター] – ロシア非鉄金属生産大手ノリリスク・ニッケルGMKN.MM>は、電気自動車(EV)のバッテリー向け需要が期待されているコバルトについて、今のところ需給ひっ迫には至っていないとの認識を示した。
ノリリスクはニッケルの副産物として年間約5000トンのコバルトを生産している。
戦略マーケティング責任者アントン・ベルリン氏がロイターのインタビューで「コバルト価格は上昇しているが、足元の供給に緊迫感は見られない。だれもが今後のEV向けの金属需要に目を向けており、コバルトの状況に当てはめればまさに『宝の山』とみなされる。ただしそれはあくまで将来の話だ」と語った。
関連記事
ポーランド憲法裁判所が共産党を違法化。東欧の脱共産化の流れが中国ネットで反響を呼び、中共批判の声が噴出。民衆の覚醒と体制転換の兆しが見える
オーストラリアが12月10日、世界初の16歳未満SNS使用禁止を実施。FacebookやTikTokなどが対象で、違反企業に最大48億円罰金。成人の77%が支持する一方、青少年の70%が反対
台湾のSNSで、大紀元や法輪功への過去の不信を改め「謝罪しよう」と呼びかける動きが広がっている。中国で新たな事実が相次ぎ浮上し、認識を変えた利用者が増えているためだ。
世界フィギュアスケート・グランプリファイナルで、米国のアリサ・リウ選手が女子シングルを制し注目を集めている。名古屋での大会で圧巻の演技を披露した一方、父が天安門事件後に米国へ亡命した元学生運動指導者であることも改めて話題となっている。
中国からカナダへ亡命し、ブリティッシュコロンビア州でカヤック事故により死亡した人物が、死亡時に中国の秘密警察のエージェントに標的にされていたと、元中国スパイの証言から明らかになった