19大習近平氏の活動報告、2つの注目ポイント
習近平国家主席が18日に開幕した中国共産党大会で、党のトップの総書記として政治活動報告を行った。3時間半にわたって読み上げられた報告の内容は外交政策や経済政策、反腐敗運動、構造改革など多岐に渡った。時事評論員の石実氏は今回の報告に、おもに2つの注目ポイントがあるとした。
1つ目は、「社会の主要な矛盾」に関する定義。18日の演説で習近平氏は「人民の日増しに拡大する物質文明に対するニーズと、立ち遅れている社会生産との矛盾」という従来の言い方を「人民のよりよい暮らしに対するニーズと、不均衡かつ不十分な発展との矛盾」に変更した。石氏は、この変化によって今後の政策が大きく変化するとみている。
「鄧小平時代では、経済発展が最重要課題として取り組まれ、鄧小平氏は毛沢東の階級闘争政策を終結させた。さらに、『物質文明に対するニーズと立ち遅れた社会生産との矛盾』を説き、当局は改革開放の政策を実施した」。
関連記事
6歳の女児が、実験的な遺伝子編集治療を受けた後に死亡した。中国ではこうした試験を実施するための基準が異常なほど低く、研究型病院の承認さえ得れば、研究者はこのような議論を呼ぶ臨床試験を進めることができる。
英誌「ネイチャー」に掲載された中国名門大の論文2本が撤回。研究チームの原データ改ざん疑惑が浮上し、大学幹部の更迭にも発展している。
高級ブランド大手エルメスのアクセル・デュマ執行会長は、消費動向を判断する指標として豚肉価格に注目していると明らかにした。豚の生体価格は約10年ぶりの低水準に落ち込み、養豚企業の赤字も拡大している
中国系カナダ人の女性はNATOでの実習中にスパイ活動を行った疑いで逮捕された。中共が海外人材を利用してひそかに情報を収集する手法に、改めて批判が集まっている
リンゴ1個約1万円? 上海に登場した「リンゴ専門店」同じ品種はネットなら数百円で買えるのに1万円。一方で、狙いは価格ではなく「話題性」だという見方も