珍事

【動画】心臓に悪い…標高1180M、ガラス製登山道の足場の上で転倒、亀裂バリバリ

悪い冗談だ。中国河北省太行山脈の標高1180メートル地点に設置された、ガラス製の登山道の足場を歩いていたツアーガイドとみられる男性が、滑って転んだ。ガラスにバリバリと亀裂が走り、周囲から「アイヤー!」と悲鳴が聞こえる。ガイドは転落の恐怖におののき、腰が砕けたように座り込む。中国国内で何十万回と再生されている動画は、心臓に悪い光景が映っていた。

しかし、ガイドの動作は観光当局の集客パフォーマンスの可能性が高いとネットユーザは指摘する。このガラスの足場は、登山者が歩けば「ヒビが走る」ように、あらかじめ数枚のガラス板には特殊効果が施されているのだ。

太行山脈の観光当局はミニブログ微博公式アカウントで、「多くの皆さんを怖がらせてしまって申し訳ない」とコメントを発表した。説明によると、ガラス製の足場の終点付近の一部は数層構造で、内部は細粉のガラス層となっており、登山者があるくたびに「バリバリ」という亀裂音とともに、白い筋が走る。表層は「壊れていない」のだという。

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8月20日の営業開始から13日しか経ていない中国湖南省張家界大峡谷のガラス橋について、管理当局である張家界大峡谷景区は2日、国内外観光客への開放を一時停止すると発表した。再開時期についての言及はなかった。
 迫力ある大峡谷で有名な湖南省の張家界森林公園で、このたび、まるで空中を散歩しているかのように見せる「透明な橋」が建設される予定だ。同公園は、世界最長・最高のガラスのつり橋がある観光スポットとして注目を集めている。