夢は叶う
世界最年少の女性パイロット
インドのミドルクラスの家に育ったアニー・ディヴィア(Anny Divya)さんは、世界中を飛び回る女性パイロット。しかし、幼い頃からの夢を成就させる道は、決して平坦ではありませんでした。
アニーさんがパイロットを志したのは9歳のときでした。パタンコット(Pathankot)空軍基地が近くにあったこともあり、幼い頃から空を飛ぶことを夢みていたのです。
当時、同年代の子どもたちの憧れの職業は、主に医者かITエンジニア。パイロットを目指すアニーさんは変わり者だと言われていました。彼女はパイロットになるためには学業が常にトップでいなければならないことを知り、一生懸命勉強して奨学金を獲得しました。
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「本日はご搭乗ありがとうございます。当機は○○上空を通過中…」オランダ航空(KLM)を使う乗客は、もしかしたら聞き覚えのある操縦席からのアナウンスの声で気づくかもしれない。天気状況や飛行時間を伝えるそのパイロットは、オランダの国王だということ。
順調に見えた人生が、とたんに転落することがある。その時の苦しみは誰にとっても辛いものだが、これほど深刻なケースは滅多にないだろう。若く美しい女性が旅先から帰国したとたん、両手両足を切断することになってしまったのだ。これは、絶望から立ち上がった勇気ある女性の物語だ。