巨大な太陽フレアが発生し、大量の粒子が地球に到達。磁場の乱れが観測されている(NASA)

太陽フレア、粒子が地球に到達 通信影響の恐れ 新たな爆発も発生

太陽活動や宇宙環境変動を観測する国立研究開発法人情報通信研究機構は8日、太陽表面で発生した6日の最大級の「フレア」で放出された大量の粒子が、8日午前7時ごろ地球の上空に到達し、この影響で磁場の乱れを観測したと発表した。

同機構は、到達した粒子により、地球周辺の宇宙環境や電離圏、地磁気が乱れる可能性があり、通信衛星、放送衛星などの人工衛星の障害や、GPSを用いた高精度測位の誤差の増大、短波通信障害や急激な地磁気変動に伴う送電線への影響などが生じる恐れがあり、注意を呼びかけている。この影響は1週間ほど続く可能性があるという。人体への影響はないとしている。

また、米航空宇宙局(NASA)は、米東部時間7日午前10時半(日本時間7日午後11時半)ごろ、再び最大級の爆発現象を観測したと発表した。これにより、地場の乱れなど地球への影響をもたらす時間帯はさらに長くなると予想されている。

▶ 続きを読む
関連記事
泥から名器へと生まれ変わる宋代磁器の製作過程を通して、人生の試練の意味を紐解く随想文。過酷な窯の烈火をくぐり抜けてこそ本物の輝きと気骨が宿るように、逆境こそが人を美しく磨き上げるのだと静かに語りかけます
目のトレーニングで視力は改善する? 特殊なレンズや点眼薬、目の運動など、視力を守るための新しい選択肢と、その効果を紹介します
一般的なアミノ酸サプリメントが膵臓がん治療の助けになる? 患者16人の初期試験で見えた生存期間と腸内環境の意外な関係を紹介します
宇宙はビッグバンから始まったのか。1600人超の物理学者への調査で見えてきた、宇宙の起源や暗黒物質をめぐる未解決の謎を紹介します
免疫は強さだけでなく、炎症を落ち着かせる力も大切。健やかな加齢を支える「オフスイッチ」の仕組みと、睡眠・食事・運動の役割を紹介します