緊迫の朝鮮半島
金正恩氏、2週間ぶりに姿見せ「米国の行動をしばらく観察」
金正恩・北朝鮮労働党委員長が、2週間ぶりに姿を見せた。同国国営メディアによると、金委員長は「米国の行動や態度をしばらく観察する」と述べたという。北朝鮮当局は今月中旬に米領グアムに4発の弾道ミサイル発射を予告しており、関係諸国に緊張が走っている。
北朝鮮国営・中央通信は15日、金正恩氏が14日に「朝鮮人民軍の軍司令部の戦略会議を視察」したとして、同氏の様子を静止画像で報じた。また「少しの間(米国)を注視するもよう」「現在の状況の得失を計算した」と金正恩氏の考えとして伝えた。
一方、「発射までの待機姿勢は続け、常に(すでに)実戦準備に入っている」とも報じた。
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