陳敏爾の重慶市トップ就任は習近平主席が2年前から計画していた。(Pool/Getty Image)
十九大

陳敏爾の重慶市トップ就任 実は2年前から計画

重慶市委書記の孫政才が突然罷免されたその日、習近平国家主席の腹心、陳敏爾がその後任として中国西部の直轄市・重慶に赴任した。陳敏爾が重慶に転属された理由について、大紀元は、これは習政治体制を推進するための要となる一歩として、2年前には早くもその準備が始められていたとの情報を入手した。

7月15日、かつて中国共産党の次期後継者と目されていた孫政才が、重慶市委書記を突然解任され、しかも次のポストが発表されなかったことに、内外で「失脚したのではないか」との憶測が飛んだ。そうしたなか、ウォールストリートジャーナルやロイター社等の海外メディアは、孫が「重大な規律違反」を犯したため調査されていると報じた。

大紀元が入手した情報によると、陳敏爾の重慶入りは、今回の孫政才の失脚とは全く関係なく行われたものだった。重慶のトップが別の人物だったとしても、陳は重慶市トップに就任したはずだ。なぜなら、陳の重慶入りの最終目的は、陳を中国の最高意思決定機関、中国共産党中央政治局常務委員会(常委)に加えるための布石を敷くことだからだ。陳が常委に入るには、どうしても重慶市委を経験しておく必要がある。

▶ 続きを読む
関連記事
リンゴ1個約1万円? 上海に登場した「リンゴ専門店」同じ品種はネットなら数百円で買えるのに1万円。一方で、狙いは価格ではなく「話題性」だという見方も
トランプ政権は、外国製の人型ロボットや四足歩行ロボットなどを対象とする新たな規制を発表した。中国企業が世界市場で存在感を強める中、米国での販売や海外展開への影響に注目する
中国・成都で若者が市内最高層ビルの屋上に登り、「反体制の象徴」の仮面を着けて発煙筒に点火。映像は中国で削除されたが海外へ拡散。何を伝えようとしたのか
ポケットに手を突っ込み、日本側への「無礼外交」で批判を浴びた中国外務省アジア局長・劉勁松が交代していたことが分かった
張又俠と劉振立の調査後、中共軍の重要ポストは後任不在のまま。習近平は指揮体制の再建より、規律検査による軍統制を優先しているとの見方も