「次世代のリーダー」孫政才氏失脚の裏側
中国共産党中央規律検査委員会(中規委)は24日、孫政才・前重慶市党委員会書記を「重大な規律違反」で調査していると正式に発表した。
同氏は15日に重慶トップを退き、後任には習氏最側近で貴州省党委書記だった陳敏爾氏を充てられた。その時点で同氏の失脚は確実視とされた。
同氏は25人がいる中央政治局委員会のメンバー。直轄市重慶市のトップは最高指導部、いわゆる「チャイナセブン」をうかがえる「花形ポジション」。孫氏は19大で最高指導部入りを果たすとみられ、「ポスト習近平」としてもてはやされていた。それだけに、同氏の失脚による衝撃は大きい。
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