韓米共同調査で韓国のPM2.5、中国発が3割以上と発表。ネット民は疑問視。2015年2月、スモッグの覆うソウル市内の河川近く(ED JONES/AFP/Getty Images)
大気汚染

韓国のPM2.5、中国発は3割以上=調査 ネットでは「信じられない」と不信感

韓国の環境科学院とアメリカ航空宇宙局(NASA)が共同で韓国の大気汚染状況を調べたところ、PM2.5(微小粒子状物質)の3割超が、中国から飛来していると発表した。ハンギョレ新聞などが19日に報じた。いっぽう、韓国のネットは、結果に不信感を示すコメントが相次いだ。

韓米共同調査チームは2016年5月から6月に、ソウル市のオリンピック公園で大気品質のデータを収集。NASAが所有する観測用航空シェット機DC-8が公園の上空で52回も行き来し、大気観測を行った。

調査結果によると、同地区で測定されたPM2.5は、国内要因が52%、国外からは48%を占める。うち、中国の山東省や北京、上海地区がそれぞれ22%、7%、5%となり、北朝鮮が9%、ほか5%。

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