7月17日、池袋の中心地を行進するNPO法人日本法輪大法主催の反迫害パレード。先陣を切るマーチングバンド「天国楽団」(牛彬/大紀元)
反迫害18周年

「反迫害ムーブメントを起こそう」池袋で法輪功がパレード

1999年7月20日、当時の江沢民国家主席が決定した法輪功弾圧から18年。中国で迫害は今もなお続いており、多くの無実の人々が拘束され、拷問を受けている。この非人道的行為の即時停止を求めて、7月17日、東京都内で、日本在住の法輪功学習者たちがパレードと集会を開いた。

日本の法輪功学習者たちは、国際人権団体や国連人権理事会に宛てるための迫害停止の署名運動や、パレードの開催、街頭での資料配りなどを通じて、日本各地の議会前、繁華街、観光地などで日常的に、迫害問題と、収容所の学習者が強制的に臓器を摘出されている問題についての認知を呼び掛けている。

パレードの開始前、池袋サンシャインシティそばの東池袋公園で、反迫害集会が行われ、元国会議員・中津川博郷氏らがスピーチした。「中国には民主、人権、正義はない。日本ではこの人権侵害を阻止できるよう、国民が認知し、多くのマスメディアが報じ、議員たちが国会でこの問題を取り上げなければならない」と述べた。

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人気シリーズ「中国ネット小話」第5弾。日本に住んでいると、「邪悪さ」「凶悪さ」が何かとは、感じにくいかもしれない。いっぽう、共産党が独裁体制を敷く隣国・中国では、堂々と悪徳な人物が権力を握るため、道義を無視した不正がまかり通る社会環境にある。この地で「正義」「誠実」を見出すことは難しいが、ひとたび真理を見つけたら「決して手放さない」と神に誓って勇気を示す人がいる国でもある。
法輪功書籍の出版禁止令が2011年にすでに撤廃されてたことが、最近になって分かった。中国大陸で今でも、法輪功書籍を所持するだけで有罪となる。今回の出来事で法輪功弾圧の違法さは改めて浮き彫りになった。一方、胡錦濤政権時代に法輪功問題の解決に動きがあったとみられる。