北京郊外に建てられた石炭発電所の近くにある住居で、スマートフォンを眺めている少年たち(Kevin Frayer/Getty Images)

「中国は北朝鮮からの石炭輸入を禁止していない」統計をねつ造か=米メディア

中国当局は今年2月、挑発行為を繰り返す北朝鮮に対して石炭輸入禁止措置の実施を発表した。中国海関(税関)総署の統計では、3月と4月北朝鮮からの石炭輸入はゼロとなった。しかし、米国専門家は、中国当局が貿易統計をねつ造し、北朝鮮に対して制裁措置を行っていないと指摘した。 

米紙「ワシントンポスト」(23日付)によると、米シンクタンクのピーターソン国際経済研究所のケント・ボイドストン(Kent Boydston)研究員は、中国当局は実際、北朝鮮からの石炭輸入を禁止していないとの見解を示した。

中朝貿易規模は、北朝鮮の対外貿易全体の9割を占める。そのうちの4割は対中の石炭輸出だ。「北京が北朝鮮からの石炭輸入を禁止すれば、金正恩政権に大きな経済的打撃を与えるに違いない」が、しかし「現在北朝鮮の通貨の為替レートやコメの価格は非常に安定している」と、経済的混乱が起きていないとした。

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