北京郊外に建てられた石炭発電所の近くにある住居で、スマートフォンを眺めている少年たち(Kevin Frayer/Getty Images)

「中国は北朝鮮からの石炭輸入を禁止していない」統計をねつ造か=米メディア

中国当局は今年2月、挑発行為を繰り返す北朝鮮に対して石炭輸入禁止措置の実施を発表した。中国海関(税関)総署の統計では、3月と4月北朝鮮からの石炭輸入はゼロとなった。しかし、米国専門家は、中国当局が貿易統計をねつ造し、北朝鮮に対して制裁措置を行っていないと指摘した。 

米紙「ワシントンポスト」(23日付)によると、米シンクタンクのピーターソン国際経済研究所のケント・ボイドストン(Kent Boydston)研究員は、中国当局は実際、北朝鮮からの石炭輸入を禁止していないとの見解を示した。

中朝貿易規模は、北朝鮮の対外貿易全体の9割を占める。そのうちの4割は対中の石炭輸出だ。「北京が北朝鮮からの石炭輸入を禁止すれば、金正恩政権に大きな経済的打撃を与えるに違いない」が、しかし「現在北朝鮮の通貨の為替レートやコメの価格は非常に安定している」と、経済的混乱が起きていないとした。

▶ 続きを読む
関連記事
韓国の安圭伯国防相は5月13日、同国がホルムズ海峡での航行の安全確保に向けた活動への参加を視野に入れていると明らかにした。直接的な軍事行動には加わらず、ホルムズ海峡通航の支援や協力を段階的に進める方針だ
トランプ米大統領は現地時間13日夜、北京に到着。中共から制裁を受けていたルビオ国務長官は、マドゥロ氏の拘束時の服装と同型の服装を身につけたことから、政治的メッセージではないかとの見方が広がっている
米中首脳会談を前に、中国の市民からは、トランプ大統領の率直な人柄を好意的に受け止める声が聞かれた。米国と同じように、民主主義と法治のもとで暮らしたいとの声も上がっている
中華民国の頼清徳総統は「コペンハーゲン民主主義サミット」でビデオ演説を行い、国際社会への参加に向けた台湾の決意 […]
イランでの紛争勃発によりOPECの産油量が3割急落し、原油価格は100ドルを突破。供給不足を補う余力の欠如と、ガソリン代高騰に伴う世界的なインフレ再燃が懸念される。エネルギー市場の緊迫した現状を解説