東芝の半導体メモリ入札で注目 ホンハイ会長が米訪問

経営再建を目指す東芝の半導体メモリー事業への入札で注目されている台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業の郭台銘会長が27日、米ホワイトハウスに訪問し、約2時間以上滞在した。郭会長はトランプ大統領と会談したかどうかについて明言を避けた。

米紙「ワシントンポスト」(27日付)によると、郭会長が米国での投資についてトランプ大統領と会談したとみられる。しかし、会長は「記憶力がよくない。もう忘れた」と話して、会談があったかについて明らかにしなかった。また、ホワイトハウス側も郭会長の訪問について言及していない。

トランプ大統領が米国内の雇用拡大を約束したことを、ビジネス拡大のチャンスをと捉える鴻海は米国での投資拡大を示してきた。

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