神秘なる卍符 どんな秘密が隠されているのか

卍符は、吉祥如意(思うとおりに事が運ぶ)を意味するという人や、佛教のシンボルだとする人がいる。ドイツのナチスと関連づける人も少なくない。卍符の由来は 一体何なのだろう。歴史の残片から真実を知ることができるかもしれない。

多元文化で栄える現代生活には、私たちの周囲に各種の標識、符号が満ちあふれている。中でも卍符は、人々に熟知されているシンボルだと言える。卍符には、社会の東西で異なる反応があるようだ。

台北の街頭で通りすがりの人に卍符の印象を尋ねるとした場合、 次のような回答が予想できる。「佛教の卍符」「健康を意味する菜食の標識」(菜食料理屋の女将)、「佛法のシンボル」(僧侶)「卍符、分かりません…不滅を代表するのかな」(学生)。確かに、東洋社会では多数の人が卍符を宗教と関連づけ、宗教を代表するために考案された簡素な符号として認識している。

▶ 続きを読む
関連記事
【大紀元日本2月17日】昨年12月、フランス・シャラント県の洞窟で、先史時代の壁画群が発見された。測定の結果、これらの壁画は2万5千年前に描かれたもので、1940年にフランス・ドルドーニュ県で発見さ
 【大紀元日本4月26日】中国唐朝の第2代皇帝、太宗(たいそう 598年-649年)は、唐王朝の基礎を固め、「貞観の治」と呼ばれる中国史上希にみる太平をもたらしたと言われている。 歴史書によると、ある
扇子の歴史はただの涼を取る道具にとどまりません。神話、政治、芸術を映し出すその魅力的な進化をたどり、奥深い物語を知ることができます。
第二次世界大戦で注目された人物の一人に、アメリカ陸軍将校ジョージ・スミス・パットン・ジュニア(George Smith Patton Jr. 1885年11月11日~1945年12月21日)がいる。彼は戦闘経験の無かった米軍第3軍団をわずか5カ月で勇猛な精鋭部隊に育成し、1944年8月1日から1945年5月9日までの281日間、ヨーロッパの戦場で一日も休まず戦い続けた。そして21万平方キロの領土、1万2千余りの都市と町を敵軍から奪還。自身が率いる兵士の7倍に相当する181万人のドイツ将兵を殲滅
人類学によれば、人間が地球上に現れたのはおよそ20万年前。そのうち、文献に残されている文明は数千年前からであり、科学が飛躍的に発達したのはイギリスの産業革命からだ。  しかし、世界各地では、現代の科学水準に匹敵する遺跡や物体が数多く発見されている。その時代には有り得ないと思われる技術や知識によって作られたオーパーツ(out-of-place artifactsの略)が示すのは、先史に高度なテクノロジーが存在していたという可能性だ。各地のオーパーツを集めてみた。